【マルタ 語学学校】マンツーマンレッスンとグループレッスンについて
私は、マルタの語学学校で最初にIELTS試験対策コースのクラスに入りました。日本でもIELTS試験を受けたことがあったことと、マルタの語学学校でこの授業を受ければ英語もスキルアップできて、このマルタ語学学校でのレッスン後に再試験をしたらレベルを上げられるかもしれない、と思ったからです。でも実際受けてみて、ちょっと甘く見ていたなと感じました。最初の1ヶ月IELTSクラスを受けた後、次の1ヶ月間はGeneral Englishのコースに変更して少し基本を身につけ、最後の3ヶ月目はIELTSコースに戻りました。
General Englishのコースは、グループレッスンで、10人前後のクラスで一緒に英文法を学びました。私の行っていたマルタ語学学校は、日本人も多かったですが、フランスやドイツ、韓国、コロンビアなど様々な国から語学留学に来た人がいて、その時の状況もありますが様々な国の生徒と交流するきっかけがありました。
日本人は恥ずかしがってなかなか授業中すぐ質問するのはためらってしまいがちですが、日本人以外の生徒さんたちは授業中わからないことはすぐ聞いたりしていました。わからない単語などあれば携帯電話や辞書で調べたりもできましたが、マルタ語学学校の先生の中には、わからない単語は私に直接聞いてね、という人もいます。わからないまま進めていくとわからないままになってしまうので、わからないことは先生に勇気を持って聞きましょう。
もしくは、語学学校での授業が終わった後に先生に聞きに行ったり、予習ができる状況であればしていくと安心かもしれません。マルタの語学学校の宿題もほぼ毎日あったので、復習にもなりました。IELTSコースですが、最初の1ヶ月は、私の他に日本人の子が1人いて、実質イギリス出身の先生と日本人生徒2人という小さなクラスでした。もう一人の子が休んだ時などは、先生もIELTSの問題に限らず私のリクエストとペースに合わせた授業をしてくれたので、ほぼマンツーマンに近い授業だったかも知れません。
3ヶ月目に戻ったIELTSクラスでは、私ともう一人の日本人の生徒の他に、コロンビアとロシアの生徒が加入して4人のクラスになっていました。最初日本人2人だけのクラスだった時には、先生も私たちのペースに合わせて授業をしてくれていましたが、IELTSは時間内に早く問題を解くことが大切なことと、新しく入った2人が結構英語のレベルが高かったこともあって、そんなにゆっくり授業を進められない状況でした。
なので、私も一応1ヶ月間General Englishは学びましたが、それでもついていくのが大変でした。2人でペアになって授業で出た問題について話し合ったり、制限時間内に文章を考えてなるべく長く話したり等、キツイなと思うこともありましたが、逆に考えればそれがすごく英語を理解する力になったなと思います。先生も、私がもう終わる頃には、「最初よりもとても良くなった」と言ってくれました。
以上を踏まえて、マルタ語学学校でのマンツーマンレッスンとグループレッスンのメリット・デメリットをまとめました。
>メールでマルタの語学学校への留学について相談してみる
【マルタ 語学学校】マンツーマンレッスンのメリット・デメリット
メリット
自分のレベルに合わせて先生が授業を行ってくれる
どんなレベルかに関わらず、マルタ語学学校の先生が自分のペースに合わせて授業をしてくれると思います。
間違っているところは語学学校の先生がじっくり訂正してくれる
先生を独り占めできるので、自分がどう間違っているのかわかりやすいと思います。
質問がしやすい
他に人がいないので、語学学校での授業中すぐにわからないところを聞いたり、自分が普段英語の勉強でわからないところを聞いたりもしやすいです。
デメリット
グループレッスンよりも授業料が高い場合がある
私の行っていたマルタの語学学校では、通常のマンツーマンレッスンはグループレッスンよりも高かったと思います。
クラスメイトがいないので、他の生徒との交流がなかなかしにくい
語学学校で外国人の友達を作りたい、日本人同士でも友達が欲しいと思っている人には、他のクラスの子に積極的に声をかけたりしないと交流のチャンスが薄い可能性があります。
予約制だったり時間を限定される場合がある
通常のマンツーマンレッスンを受講する場合、先生が他のクラスとの掛け持ちをしている可能性もあり、マルタ語学学校の場合は予約制であったり、時間を指定される場合があります。
>メールで留学について相談してみる
【マルタ 語学学校】グループレッスンのメリット・デメリット
メリット
友達ができやすい
何人かの生徒と一緒に受講をするので、語学学校で日本人・外国人問わず同じクラスの生徒と交流できます。
英語の勉強はもちろん、外国の文化を知ることができる
マルタ語学学校の授業中、ペアになって話し合うことも何度かあるので、外国出身の生徒がいると、その人の国の文化や各個人の考え方など、英語の他にも色々と学べると思います。
マンツーマンレッスンよりも授業料が安い
私の行っていたマルタ語学学校では、グループレッスンの方が安かったです。
デメリット
自分のレベルやペースに合わせられない
ヨーロッパ出身の子は、授業中積極的に質問をしていましたが、私は照れが先行してできなかったので、どんどん授業が進んでいくこともありました。逆に、もっと難しい文法を勉強をしたいのになかなか自分が学びたいところに進まない、ということもあります。マルタ語学学校に限らず、語学学校によっては相談してみるともっとレベルの高い・低いクラスにチェンジしてくれることもあるようです。
あらかじめ日本でも英語を勉強しておかないと、そもそも他の生徒とのコミュニケーションも大変
授業をやっていく中で周囲の様子を見ながらだんだんと理解していくとも思いますが、急にマルタの語学学校に留学に来て、初めての授業で外国の生徒と話し合う場面に遭遇したり、先生から質問を問い掛けられたりして、授業中どうやって答えたらいいかわからない!質問をしたいけど聞けない!という場合もあると思います。母国語会話が禁止の学校も多いと思うので、語学学校に留学する前にあらかじめ日本で勉強していくことをお勧めします。
シャイな人は、発言をしにくい
日本人は特に自分から積極的に授業中発言をしたりする人が少ない傾向だと思うので、照れずに言うぞ!と思って授業に臨んだ方がより授業に参加している充実感を得られるかもしれません。マルタの語学学校での授業は日本での授業の受け方と違っているので、私も最初戸惑いました。
>メールで留学について相談してみる
【マルタ 語学学校】12週間の費用
(※当時は1€=¥135.69)
マルタ語学学校
IELTS Exam Preparation Course (20h/week) @ €2,160
教材費 @ €35
マルタでのシェアアパート
シングルベッドルーム(バスルーム共用) @ €2,640
※電気代や水道代込み
往復空港送迎
@ €40
海外送金手数料
@ €70
往復飛行機
往路:名古屋→香港→ローマ→マルタ(キャセイパシフィック航空、エアマルタ)
復路:マルタ→ロンドン→香港→名古屋(エアマルタ、キャセイパシフィック航空)
※帰りは、あらかじめイギリス旅行に寄ってから帰るように手配していました。
@¥187,340(燃油料、空港施設使用料、空港税、予約手数料込み)
海外旅行保険
3ヶ月間分 @ ¥51,970
+雑費(旅行代、お小遣い、食費等)
@ ¥300,000〜400,000
程だったと思います。
>メールで留学について相談してみる
【マルタ 語学学校】まとめ
マルタの語学学校と学校手配のシェアアパートだけで70万円以内でした。そう考えると、マルタに決める前はイギリスに行こうかと考えていた時期もあり、イギリスの語学学校の費用に比べると安く感じました。
マルタの語学学校に留学に行って、前半は頑張って自炊していましたが、後半はよく外食に行っていたのと、旅行にも数カ国行ったので、実際もう少しお金を使ったかもしれません。
でも、マルタの語学学校で知り合った友人と外食に行くのが楽しみだったことと、あまり行く機会のない国で楽しめたので、良かったと思っています。せっかくなので、語学学校などの費用だけでなく、旅行用に余裕を持ってお金を用意して行かれた方が楽しいかもしれません。
※続きはpart2に続きます。お楽しみに!
>メールで留学について相談してみる
PR
この記事を書いたスタッフ
林 宏美
Hiromi Hayashi
会社に勤めながら英語を2年程勉強し、会社を退職後、マルタ共和国に3ヶ月間語学留学しました。その中で、30歳の自分でもワーキングホリデーに行けると知り、帰国後、イギリスのワーキングホリデーに応募するも、落選。カナダのビザを取得し、ビクトリアとトロントへ行くことになりました。
MORE