【退職留学】この記事を読んでわかること
- 退職して失業保険をもらいつつ、留学に行く方法/タイミング
- 退職留学におすすめの国一覧
- 留学前の事前英語学習の方法
- 退職留学に必要な事前準備
もし退職留学をお考えで上記の中で1つでも当てはまるのであれば、このブログを読んで損はありません。
退職留学を通して、皆さんの未来に彩りを添えるお手伝いが出来れば幸いです。
私だけの留学・ワーホリスタイル グローバルダイブ
留学ワーホリ記事Article2019.06.21
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こんにちは。退職留学専門カウンセラーの木村です。退職留学part1のブログでは「退職留学」という手段があるんだということをお伝えしました。 さぁ行こうと思われた方、ちょっとお待ちください! 絶対に知っておいたほうがいい方法があります。それが「ハローワークで失業手当をもらいつつ留学に行く」という方法です。このことに気付いていらっしゃるか、否かで結構お金の面で大きな差がでてきます。 今の会社を退職して留学行くことを検討されている方はぜひ、5分ほどお時間ください。
目次
もし退職留学をお考えで上記の中で1つでも当てはまるのであれば、このブログを読んで損はありません。
退職留学を通して、皆さんの未来に彩りを添えるお手伝いが出来れば幸いです。
勤続年数や条件にもよりますが、会社員として働いている場合、ほとんどの方は退職後に失業保険をもらうことが可能です。今回お伝えする情報は自主退社(自分から会社を辞める場合)のみの方法となりますが、退職して失業保険をもらいつつ留学に行くには退職後4週間以内に渡航してもらう必要があります。
そこで、どういった手続きやステップが必要か分かりやすく説明していきますね。
※人により条件が異なるため、その点ご了承いただけますと幸いです。
手続きは3ステップのみです。ただ、地方自治体によりルールが異なりますので、詳細に関してはお近くのハローワークまでお問い合わせください。(※ただ、恐らく大きくルールは変わりません)
【STEP 1】離職票を持ってハローワークに行く
【STEP 2】雇用保険説明会に参加する【離職票提出から約1週間後】
【STEP 3】初回講習へ行く【お仕事探し】
会社から退職の際に発行される『離職票』をもってハローワークに行きます。
持ち物や詳細に関しては、その会社の担当者から説明があると思いますが、念のためお知らせいたしますね。
✔ハローワークに行く際に必要な持ち物
・離職票
・身分証明書(運転免許所など)
・マイナンバー
・写真2枚
・キャッシュカード&通帳
上記の5つを持ってハローワークで手続きをしましょう。所要時間は60分程です。
各エリアにより異なりますが、雇用保険説明会が定期的に開かれており、説明会への参加が必須となります。離職票を提出後、7日~10日以内で参加が可能です。こちらの所要時間も60分程度となります。
失業保険には月に1回『認定日』があります。この認定日は『今、失業中のため仕事を探しています』ということを証明する日です。
早速、その認定日がすぐに訪れるのでハローワークに行き、パソコンで仕事を探しましょう。ここで必ず仕事を見つけなければいけないルールはないので、自分が興味のある分野ややりたいことを考えつつ、探すのが良いかと思います。
この3つのステップで失業保険をもらう準備は完了です。
全てのステップは約3週間で終えることができます。
上記の通り、ハローワークで手続きを済ませた後、次の『認定日』まで約3ヵ月の時間が空きます。
そのタイミングをねらい、約12週間留学に行くことが可能です。
ただ、一点注意が必要でして、認定日までに仕事を探した証明が出来ないと、失業保険をもらうことが出来ません。もし留学に渡航するのであれば3ヵ月以内(認定日前まで)に一度ハローワークのパソコンで仕事探しをしてから認定日を迎えましょう。
次に、留学へ行くまでのステップを紹介します。
【STEP 1】パスポートを取得する
【STEP 2】国・地域・期間・語学学校のコースを決める
【STEP 3】航空券・保険を取得する
上記3点のみとなります。至ってシンプルですね。
パスポートはご自身で取得して頂く必要がありますが、学校選定・航空券・保険に関しては弊社Global Diveにて手数料無料でサポートが可能となっております。色々決めるのや調べるのが面倒くさいな…と思われる方はすべてGlobal Diveで手続きも可能です<(_ _)>
お近くのパスポートセンターで手続きをしましょう。
『住んでいる地域+パスポートセンター』で検索すると近くのパスポートセンターが出てきます。
尚、パスポート取得の際には下記の書類+持ち物が必要ですので余裕をもって準備しましょう。
✔パスポート取得の際に必要な持ち物
・一般旅券発給申請書(10年用又は5年用)
・戸籍謄本又は抄本(原本)
・住民票
・写真
・本人確認書類(運転免許所など)
最新情報は外務省のHPよりご確認ください。
>>外務省・パスポートページ
次に、自分の行きたい国・地域・期間・語学学校のコースを決めていきます。
約3ヵ月前から準備を開始していきましょう。行きたい国がない・漠然としている等でも、目的や予算等をお聞きし、こちらでオーダーメイドの留学プランを作成します。お勧めの国に関しては、ブログ後半でご紹介しますね。
✔参考ブログ
>>【徹底比較】おすすめ留学先19カ国《前編》
>>【徹底比較】おすすめ留学先19カ国《後編》
留学に行く期間・学校が決まり次第、航空券・保険を取得していきます。
ご自身で取得しても問題ありませんし、弊社Global Diveで取得することも可能です。
ご自身で取得される場合、安く航空券を取得する方法をブログに書いていますのでご参考にしてみてください。
>>留学生必見!世界各地の格安航空券【往復3,500円~】を一瞬で調べる方法
以上、3ステップになります。基本的に3ヵ月以内だとビザの手続きは不要 or 現地で更新可能となっている為、準備は思ったよりもシンプルです。渡航3~4ヵ月前からゆっくり準備を開始していきましょう。
結論から申し上げますと、おすすめの国は存在しません。
せっかくの留学であれば自分が行きたい国に行くのがベストです。と言ってもなかなか決められないものですよね…。
そこで今回はジャンル別にオススメの留学先をまとめました。留学先を選ぶ際にぜひ参考にして下さい。
✔留学におススメの国
【真面目な退職留学】スピーキング・TOEIC等を伸ばしたい人向け
【気楽な退職留学】リラックスしつつ多国籍の友達を作りたい人や、自分自身を見直したりリフレッシュしたい方向け
スピーキング・TOEICなどの点数を短期で向上させたいのであれば、フィリピン留学一択です。
マンツーマンレッスン主体で、1日6~8時間ほどのレッスンがあります。これだけレッスンがあるのに1ヵ月の学費は15万円程度。(食費・学費・寮費込) プラスで航空券と保険、現地で掛かる費用を入れても約25万円程度で渡航可能となっています。3ヵ月程の留学で日常英会話程度の英語力を取得することが可能です。
>>フィリピンの情報を見てみる
>>フィリピンの語学学校を見てみる
北米が好きであればカナダ。ヨーロッパであればマルタ。それ以外であればオーストラリアが良いかなと思います。フィリピン留学とは違い、授業は1日3時間程度。世界中から学生が集まっている為、色んな人たちと交流が可能です。ただ一方で、英語力はあまり伸びないかな…と思います。リラックス、リフレッシュを重視したいのであればおススメの3ヵ国です。
今回は退職留学90日前から始めるおススメの英語学習法を紹介していきます。
話が変わりますが、英語学習の最重要ポイントは「継続」することです。継続するためには、楽しく勉強しないと続きません。(現状、80%以上の人が事前学習でつまずいています)
継続することは思ったよりも難しく、忙しくてなかなか勉強出来ない日もあると思います。そんな日はスマートフォンの英語学習アプリ・音楽・映画等なんでもいいので、とにかく英語に触れる機会を増やしていきましょう。
ここから具体的な学習方法をお伝えしていきます。まずは下記の2つを重点的に勉強していきましょう。
※厳しいようですが退職して留学先に着いてから英語の勉強をはじめるのは既に手遅れです。
単語→語彙力を増やす・自分の伝えたいことをわかってもらう状態を目指す
文法→正しい文章を組み立て、文章を読み書きできる状態を目指す
参考までに退職留学3ヵ月前から行う学習方法とスケジュールを紹介していきます。
学習方法…テキストで文法を勉強・復習
学習時間…週に2回 / 1回あたり2時間の学習
✔使用テキスト
(1)英文法のトリセツ
(2)中学英語を もう一度ひとつひとつわかりやすく
(3)一億人の英文法
✔勉強方法
・解説を読む→練習問題をする→答え合わせをする。
ここで大事なのは英文法を理解することであり、問題を解くことではありません。なので、問題を解くのに時間を使わず、わからなければ回答を見て次へ行きましょう。
✔ポイント
知識を増やすことが目的なので、完璧を求めずスピード感をもって勉強していく
学習方法…テキストで勉強+オンライン英会話
学習時間…週に3回 / 1回あたり2時間の学習
✔使用テキスト・オンライン英会話
(1)DUO 3.0
(2)TOEICテスト 公式問題で学ぶボキャブラリー
(3)レアジョブ【オンライン英会話】
✔勉強方法
✔ポイント
英語をとにかく話すこと
学習方法…リーディング+オンライン英会話
学習時間…週に4回 / 1回あたり2時間の学習
✔使用テキスト・オンライン英会話
(1)興味のある英語の本・漫画
(2)TOEICテスト 公式問題で学ぶボキャブラリー
(3)レアジョブ【オンライン英会話】
✔勉強方法
・英語の本・ニュースなどで、英語を「読む」ことに慣れていく。
1行ずつしっかりと読み込んで熟読するのではなく、「処理速度」を上げるトレーニングをしてきましょう。理解度100%ではなく70%程度で構いません。最初は、「TOEICテスト公式問題で学ぶボキャブラリー」などの本から短い記事を見つけ読んでいくことをおすすめします。
✔ポイント
とにかく興味のある英語の記事を読む
退職留学前の90日間、ぜひ上記の通り英語を勉強してみてください。と言っても、退職留学を思い描いたタイミングから学習を開始いただいて損はありません。(結果、退職留学しないということになっても英語に興味が出て今後ご自身のスキルアップに繋がるキッカケになるかもしれません・・・)
さて、話は戻ります。
繰り返しになりますが、英語学習の最重要ポイントは「継続」することです。
90日勉強しても『英語を話せる様になった実感』はないかと思います。少し大変ですが、1つずつ積み上げていきましょう。
ここまで読んでいただいた方は、なんとなく分かるかな…と思いますが、最後に退職して失業保険をもらいつつ、退職留学に行くための必要な事前準備をお知らせして終わりにしようと思います。
【1】ハローワークで失業保険の手続きをする
【2】英会話の勉強をする
【3】留学の手続きをする
ハローワークでの手続きをお手伝いすることは難しいですが、英会話の勉強の助言や留学手続きはGlobal Diveですべて無料でサポートいたします。何から手を付けてわからない…という方は『渡航前の留学ハンドブック』をプレゼントいたしますのでお問い合わせフォームかLINE@よりご連絡ください。
Global Diveではこれまで退職留学にチャレンジされたお客様を何名もカウンセリングしてきました。退職留学を通してご自身が変ったこと、色々ご経験された体験談や退職留学の注意点・ノウハウを丁寧にお伝えさせていただきます。
最後に、色々挑戦して楽しい人生を切り開くほうが、僕は幸せだと思っています。
社会人になるとなかなかまとまった時間は取れません。転職の合間のこの時間でこれまでできなかった「やりたいことリスト」をできる限りやってしまいましょう。もしそのリストに「留学」があったならばぜひお気軽にご相談ください。
短期留学でも本気で3ヵ月過ごせば見える景色は変わります。これが、僕がこのブログを通じて伝えたかったことです。
次回は退職留学するうえで、事前に準備しておく項目リスト【完全版】をお届けします!
是非参考にしてみてください。
【ほか退職留学の記事はこちら】
【退職留学part1】社会人のあなたへ「退職して留学に行くという選択肢があること」
【退職留学part3】社会人が退職留学する上で事前に準備しておく項目リスト【完全版】
木村 太一
Taiichi Kimura
フィリピンに約3年滞在し、留学・現地学校での勤務・現地就職を経験。その他に、タイ・インドネシアなど東南アジア各国で生活していました。海外歴は計5年程。現在は退職留学専門カウンセラー・内閣府認証 留学協会認定カウンセラーとして活動中。留学協会・元北海道支部長代理。