退職留学の流れ【準備~渡航まで8項目】
最初に、退職留学をどの様に決めていくかお知らせします。全部で9項目です。
- カウンセリング
- 入学手続き・申込
- ビザの取得【ワーキングホリデー・学生ビザ等】
- 留学費用のお支払い
- 航空券・保険・カードの手配
- 海外転出届の提出【1年の場合】
- 出発前カウンセリング
- 出発
実際に何をしていくのか詳細を説明していきます。
【ステップ1】カウンセリング
1人1人に合わせたオーダーメイドプランを作成するので『退職留学したい』と思ったら、まずはお気軽にご相談ください。英語レベルや、退職して留学に行く理由、目標、どういう留学プランを希望しているかをお聞きし、数パターンの退職留学プランを提示します。各学校へのお手続きの仲介手数料は完全無料となっておりますので、業界最安値でご提案が可能です。
ちなみに、相談は何度でも可能ですので納得のいくまで思いの丈をぶつけてください。
「今退職しようか迷っている」そんなところからのご相談も有。私、木村は実際に退職留学をしました。その当時のことや困ったこと、良かったこと得たことなど退職留学に関わることなら何でもお話させていただきます。
【ステップ2】入学手続き・申込
退職留学プランが具体的に固まり、入学手続きを開始するにあたって、決めいただくのは以下4つの項目です。
- 留学先の語学学校
- コース名(一般英会話、試験対策コース等)
- 宿泊タイプ(ホームステイ or 学生寮)
- 留学開始日と留学期間
上記が決まり次第、お知らせください。同時にもしパスポートをお持ちでなければパスポートも取得していきましょう!
【ステップ3】ビザの取得【ワーキングホリデー・学生ビザ等】
ビザのマニュアルをお渡ししますので、ビザを取得していきましょう。ビザは基本クレジットカードでの決済が必要になるため、もしカードをお持ちでなければ在職中に作ることをおすすめします。
遠方の方でも遠隔でサポートが可能となっておりますのでご安心ください。また、ビザ取得までは時間が掛かることも考え、余裕を持って準備しましょう!
【ステップ4】留学費用のお支払い
退職留学の1ヵ月前までに、留学費用全額を弊社指定の日本の口座にお振込みいただきます。海外送金等の手配は不要ですので、ご安心ください。入金確認後、入学許可証をお送りいたします。
【ステップ5】航空券・保険・カードの手配
航空券・保険の手配をしていきます。自己手配でも構いませんし、弊社が代行して取得することも可能です。カードに関しては審査も要らない海外で使えるキャッシュカードになりますのでご安心ください。
※もしご自身で取得される場合は学校の入学日を間違えないようお気を付けください。
✔ご紹介出来る保険一覧
✔ご紹介出来るカード一覧
✔お勧めの航空券取得方法
【ステップ6】海外転出届の提出【1年の場合】
長期で退職留学に行く場合、海外転出届を近くの役所へ提出します。
この転出届を出すと、健康保険・年金・住民税を海外に滞在中は支払わなくてよくなります。
✔海外転出届を提出するメリット
支払わなくてよくなったお金を、退職留学資金に回せることです。会社勤めの方はお分かりかと思いますが、仮に健康保険が10,000円・年金が15,000円引かれているとなると毎月何もしなくても25,000円の出費があります。退職留学中は基本的に日本で病院に行くことはないと思うので、1年間留学に行くと、300,000円を留学資金に回せる計算になります。
✔海外転出届を提出するデメリット
払わないデメリットは、住民票が日本にないため「印鑑証明の発行ができない」「銀行口座やクレジットカードが作れない」など、金融関係の手続きができないことです。基本的に海外に居れば無縁のことではありますが、急遽印鑑証明が必要になった!となっても用意することができません。
更なる詳細は、下記のブログをご覧ください。
【ステップ7】出発前カウンセリング
お渡しする”留学ハンドブック”をもとに、持ち物・現地での生活について・空港でのピックアップ場所・お金の管理などについて直接ご説明します。これで準備は完璧です!
【ステップ8】出発
いよいよ出発です!!空港へは出発の2時間前までに到着するようにしてください。
以上、8点。1つずつゆっくり準備を進めていきましょう!!
退職留学前に【日本で準備すること5つ】
次に、日本で準備をしておくべきことを説明していきます。
- 事前の英会話学習
- 留学に持って行く持ち物の準備
- 留学へ行く目的や将来を考える
- 現地の情報を集める
- 日本の事を良く知っておく
事前の英会話学習
「海外留学は語学を勉強しに行くのに、なんで事前にわざわざ日本で勉強する必要があるの?」と思うかもしれないですが、現地に着いたら一気に英語の海に飛び込むような環境になります。
当然、周囲で話される言葉が全部英語になります。しかも、話すスピードも速くて、最初は不安で押しつぶされそうな気持ちになる人が多いです。僕自身、日本で英語を勉強しなかったことに後悔しました…。退職留学に行こうと決断した”今”勉強を開始しましょう!
そんな方に向けて、英語学習法・学習計画表も用意しております。
まだ、退職されていない方はなかなか学習機会を作るのが大変かもしれませんがコツコツ一日10分の学習でもかなり違ってきます。
留学に持って行く持ち物の準備
衣類などは現地で調達も可能ですが、こだわりのあるものや、常備薬などは日本から持って行きましょう。
海外で日本の製品を買うと値段は2倍以上します。他にもあったら便利なもの(爪切り・耳かき等)細々としたものが必要になりますので、ブログにて持ち物リストをまとめました。
これから準備を開始する方はぜひ参考にしてください。
退職留学へ行く目的や将来を考える
自分をリセットしたい方、この機会に留学を経験したい方、退職留学する皆さんの背景はさまざまだと思います。しかし留学で普通にボーっと過ごしているとすぐに帰国の時を迎えてしまいます。勢いで退職留学をしてももちろん良いかなと思いますがせっかくの機会なので将来の夢を見つけるキッカケにしたり、気持ちの整理をしっかりしたりなど今後につながるような機会作りを目指しましょう。
退職留学後を意識しておかないと留学期間がブランクになってしまうので要注意です。
現地の情報を集める
留学する語学学校が決まり次第、「周辺の観光地」や「行ってみたいお店」を調べてみましょう。行きつけのカフェやレストランができることも留学の楽しみの一つです。最近は、Googleのストリートビューで世界中の場所がパノラマ写真のように見られるので、確認しておくと到着後のイメージがつくかなと思います。
集めておいた方が良いのは、場所やお店の情報だけではなく、実は『単位』です。日本ではキログラム・メートルを良く使いますが、アメリカではポンド・フィート・インチなどを使います。例えば、日本での洋服の9号サイズが、アメリカやイギリスだと8、日本の女性の靴のサイズ23cmがアメリカでは5、イギリスでは3 1/2と表現します。
車のスピード・身長や体重・長さ・重さやサイズなど国ごとに全て単位が違うので、自分のサイズはその国の単位で覚えておくとショッピングを楽しめたり、会話が広がったりします。
日本の事を良く知っておく
留学に行くと自分が「日本人なんだな…」と実感する機会が多くなります。結構日本語でも答えるのが難しい質問もあるので、参考までに良く聞かれる質問事項をまとめておきますね。
- 「日本に旅行するならどこに行ったらいい?」
- 「1番美味しい日本の料理は?」
- 「着物と浴衣の違いって?」
- 「歌舞伎や相撲に興味があるんだけどどこに行けば見られるの?」
- 「日本って宗教ある?」
- 「日本文化ってどんなの?」
- 「戦争について日本人はどう思っているの?」
などなど、簡単に答えられそうなものから、難しい内容まで様々です。また、学校の授業で『日本語でプレゼン』する機会もあったりするので、日本のことを良く知っておきましょう。
心構え【ワンポイントアドバイス】
✔ 留学で重要なワンポイントアドバイス
- あいさつを忘れない
- 日本人=つるまないという概念はなくす
- 日本より不便になることを覚えておく
あいさつを忘れない
当たり前ですが、、あいさつは忘れずに。
緊張するのも分かりますが、世界中どこの人でも『ハロー』『サンキュー』を言われて嫌な気持ちになる人は居ません。感謝は言葉で、言葉は行動で示しましょう。そして、常に『ありがとう』と言われるような行動を心掛けましょう。友達作りの最初の入り口はあいさつです。あいさつは最初の壁を取っ払う魔法の言葉でもあります。
日本人=つるまないという概念はなくす
退職留学は誰しもが人生における大きな決断をして渡航しています。とにかく留学や旅行では人との出会いを大事にしましょう。一生の財産になります。
海外行くとよく、『現地では日本人とつるみません!』という方がいらっしゃいますが、よくわからない選別をしないで縁のあった人みんなと仲良くしとくと良いと思います。本当に困ったときに助けてくれる仲間を国籍問わず創りましょう。
同じように「退職して留学した」という方と出会えた場合、帰国後何かビジネス上の縁もありかもしれません。退職期間中に留学に行く方は多いので色々、これまでのご経験等も共有しあって縁を深めてみてください。
日本より不便になることを覚えておく
あたりまえですが、海外は日本より不便な環境になります。
例として、水が飲めない・トイレットペーパーが流せない・バスが時間通りに来ない等、上げればきりがないですが、全てを『日本より不便だ』と思い込んでいては海外生活は楽しめません。不便であれば、どうすれば改善出来るのかを常に考え、プラス思考で生活しましょう。
【最後に】退職留学するのであれば自分に素直になろう
世の中に完全な正解は存在しないので、退職して留学に行くのが正解かどうかも正直分かりません。ただ、人に流されるのは絶対にNGかなと思っています。僕が会社を退職して留学に行くと言った際、『そんなの行っても意味ないよ』と何人もの人に言われました。
でも、退職して留学に行ったら少し人生を変えることが出来ました。
人って無責任だなと思います。『そんなの行っても意味ないよ』っていう人は別に責任を取ってくれませんよね。だったら自分に素直になって、人に流されず決断するのがいいかなと思います。退職留学を通して、以前の自分をリセットしましょう。そして、日々1歩ずつ積み上げて、毎日ワクワクする人生を歩みませんか?
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木村(キムラ)に相談する
※注記※
- 留学期間中も失業保険受給に必要な手続きは遵守してください。
- 人により状況が異なるため、失業保険が必ず貰えることまでを保証するものではございません。
【ほか退職留学の記事はこちら】
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この記事を書いたスタッフ
木村 太一
Taiichi Kimura
フィリピンに約3年滞在し、留学・現地学校での勤務・現地就職を経験。その他に、タイ・インドネシアなど東南アジア各国で生活していました。海外歴は計5年程。現在は退職留学専門カウンセラー・内閣府認証 留学協会認定カウンセラーとして活動中。留学協会・元北海道支部長代理。
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