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留学ワーホリ記事Article2019.05.06

ワーホリ費用っていくらかかる?【私の家計簿】1カ月の収入&出費を大公開(オーストラリア・シドニー編)

こんにちは、Global Dive留学アンバサダーの林咲楽です!今回は、実際に私が9ヶ月間シドニーで生活してみての収入と出費について細かく紹介します。お手本となるような家計簿ではないですが、オーストラリアでのワーホリや留学を考えている方は、大体どのくらいの費用がかかるのか少しだけでも覗いてみてくださいね!

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最初に結論!1カ月の収入&出費まとめ

【A】収入:$3,600(¥288,000)

バイト1 $2,000(¥160,000)
(時給$17(¥1,360)×6時間/日 )
バイト2 $1,600(¥128,000)
(時給$25(¥2,000)×4時間/日 )←控除前!!

 

【B】出費:$2,030(¥162,400)

固定費

※2人暮らしのため家賃、光熱費はすべて2人で割っています。下記の表にも、実際の金額を2人で割った金額を記載しています。

家賃 $800(¥64,000)
ガス $60   (¥4,800)
電気 $100 (¥8,000)
携帯電話 $30   (¥2,400)
通信費 $0     (wi-fi契約していません)

生活費

食費 $400(¥32,000)
日用品(洗剤、トイレットペーパー、シャンプー類など) $50  (¥4,000)
衣類・美容費 $100(¥8,000)
交通費 $240(¥19,200)
交際費(デート代、飲み代) $100(¥8,000)
教育費(食費、教科書代など) $0
医療費 $150(¥12,000)

 

【A】収入【B】出費

$3,600(¥288,000)$2,030(¥162,400)
 =$1,570(¥125,600)

それでは、それぞれの項目について、どんなものを買っていくらぐらいするのか細かく説明していきます。

【収入】バイト2つ掛け持ちの場合

バイト1 $2,000(¥160,000)
(時給$17(¥1,360)×6時間/日 )
バイト2 $1,600(¥128,000)
(時給$25(¥2,000)×4時間/日 )←控除前!!

 

バイト1は日本食レストランです。
$2,000(¥160,000)

日本食レストラン(ジャパレス)では給料は現金手渡しのため、税金や年金などの社会保障費を払う必要はありません。そのため時給×勤務時間の全ての金額を貰うことができます。

バイト2はローカルの化粧品会社です。
$1,600(¥128,000)

この場合、社会保障費を控除された金額が口座に振り込まれるため、<時給$25×4時間/日>だと、1日あたり$100(¥8,000)になりますが実際に貰えるのは$80(¥6,400)ほどです。

 

それぞれの給与の支払い方法について

私の場合、給与が現金手渡しと口座振込の2パターンで支払われるため、口座に振り込まれた給与はそのまま貯金用として触らないようにしており、ジャパレスの給与として貰う現金で全ての支払いを行っています。私的には、口座を見ながらやりくりするよりも、毎月手元にある同額の現金を数えながらやりくりするほうが無駄遣いが減っている気がします。

それぞれの労働時間・収入について

私は両方のバイト先で、月曜から金曜の週5日間、1日あたり10時間働いています。これで月の収入が$3,600というのは、同じ世代の中では低い方なのか高い方なのかよく分かりませんが、もう少し稼ぎたいですね?

【出費】固定費(家賃/光熱費/通信費)

家賃 $800(¥64,000)
ガス $60   (¥4,800)
電気 $100 (¥8,000)
携帯電話 $30   (¥2,400)
通信費 $0     (wi-fi契約していません)

 

ガス:$60(¥4,800)

オーストラリアのアパートはバスタブが付いているところが極めて少ないため、夏も冬もシャワーで済ませます。そのため、冬は寒いからバスタブにお湯を溜めることが多くなり、ガス代が高つく、、ということは私達にはないです。

毎月、部屋の中のガスメーターを測りにガス会社の人が訪ねてきます。前に一度、ガス会社の人が訪ねてきたときに私達は仕事で家を空けており、ガスメーターを測って貰えませんでした。その時は、”勝手に金額を見積もって請求します”との旨のハガキがドアに挟まれており、その月は$280(¥22,400)という超高額なデタラメ請求がきました。

日本だとガスメーターは家の外に設置されていることがほとんどだと思うのでこんなトラブルは起きないと思うのですが、、(笑)この時はガス会社に電話をして口論になりながらも、次の請求金額で調整をしてもらえる、という結論になりました。もし同じことが皆さんの身に起こった場合は決して負けないでくださいね!!

 

電気: $100(¥8,000)

私達は平日は仕事でほぼ家にいないため、テレビを見たり部屋の電気を点けている時間は極めて少ないです。また家電を使っていないときはコンセントの元栓から抜いています。

しかし毎月の電気代は決して安いものではありません。この要因は、おそらく冷蔵庫です。冷蔵庫を購入して取り付けた月から、一気に電気代の請求額が上がりました。消費電力が少なくて省エネの星マークが3個半という、そこまで悪くなさそうな冷蔵庫を選んで購入したはずだったのですが、、悲しいです?

 

携帯電話:$30(¥2,400)

携帯電話は日本で購入したiPhoneを使っています。ただし日本で使っていたiPhoneをそのまま使う場合は常にwi-fiが必要になるので、数週間の旅行などの時はポケットwi-fiを契約することが多いと思います。しかしワーホリや長期の留学の場合は、iPhoneやスマホの中に入っている、SIM自体を海外の物に変えると便利です。

そうするとwi-fiを別で契約して持ち運ぶ必要なく、日本で使っているときと同じ感覚で使るようになります。このSIMは毎月のデータ量や、販売会社によってSIM自体の値段、プランの値段が異なります。販売会社はオプタス(Optus)やボーダフォン(Vodafone)などがメジャーです。最初に新しいSIMを店頭で購入してしまえば、次の月からはネットでデータ量購入のみの手続きを簡単に済ませることができます。

SIMは、空港や携帯ショップ、前回の記事で紹介したコールス(Coles)やウルワース(Woolworths)などの大きいスーパーマーケットへ行けば購入できます。私の場合、月に$30で10GBまで使用でき、余ったデータは次の月に繰り越しされます。私は10GBあれば問題なく1ヶ月過ごせます。

 

通信費:$0 (wi-fi契約していないため)

上記のように毎月プリペイドSIMでデータを購入している場合は、自宅でも特にwi-fiが必要なく、契約しなくても特に問題はないと思います。以前パソコンの購入を検討しているときにwi-fiの契約プランも合わせて見ていると、月に$60(¥4,800)ほどでデータ利用無制限というプランをよく見かけました。意外とお手頃な値段なのかな?と思ったのですがどうなのでしょうか、、

私は映画や音楽のダウンロードで大量のデータ消費が予想されるときは、バイト先のwi-fiを使います(笑) 街中ではフリーwi-fiがよく飛んでいますが、スムーズに使える所は少ない気がします。

【出費】生活費(食費・日用品/衣類・美容費/交通費/交際費/医療費など)

食費 $400(¥32,000)
日用品(洗剤、トイレットペーパー、シャンプー類など) $50(¥4,000)
衣類・美容費 $100(¥8,000)
交通費 $240(¥19,200)
交際費(デート代、飲み代) $100(¥8,000)
教育費(デート代、飲み代) $0
医療費 $150(¥12,000)

 

食費:$400(¥32,000)

食費は1週間に2人で$100(¥8,000)を目安に買い物をしています。これも高いのか安いのかよく分かりませんが、私達は平日のランチを外で買うことを禁止にし、絶対に家で次の日のランチを用意するようにして、少しでも節約できるように心がけていました。

また、オーストラリアの食品は、日本の食品のように保存料が全然使われていません。そのため食品は全体的に賞味期限が短く、日本で暮らすよりも頻繁に買い物が必要になると感じました。たとえば、食パンは賞味期限が2〜3日です。それも、日本のように5〜6枚切りでの販売ではなく、20〜25枚ほどが1袋に入っています。大きさは一回りほど小さく、薄めなのですがかなりの量ですね。これを2〜3日以内に消費するとなると、余ってしまうことも少なくないです。

日本の食パンだと賞味期限が切れても、見る限りまだ大丈夫そうと思って食べるかもしれませんが、オーストラリアの食パンは賞味期限内であってもカビが生え始めるんです。賞味期限が切れた次の日は、ほぼほぼの確率でカビだらけになっています。

日本は添加物大国と言われていますが、オーストラリアに来て初めて日本の食品に使用される添加物の実態を体感しました。

 

日用品:$50(¥4,000)

食器洗剤、洗濯洗剤、トイレットペーパーはいつも大容量の物を購入します。これらの日用品は頻繁に値下げされているため、日本よりも安いイメージがあります。オーストラリアのスーパーは何でもよく半額になっているので要チェックです!!また、コールス(Coles)とウルワース(Woolworths)では、どちらか片方のスーパーがある商品を定価で販売していても、同じ日にもう片方へ行ってみるとその商品が半額になっていることが多々あります。

日用品で高つくのは、シャンプーやトリートメントです。

オーストラリアの水は硬水のため、日本人の髪質との相性が悪く、安いシャンプーやトリートメントを使っていたときは髪の毛がキシキシになってしまい、手ぐしでとかそうとしても指が全く通らないほどでした。そのため私は安いシャンプーやトリートメントをおもむろに購入することはできず、、、私にとっては少し値段が張る物を毎回購入しています。

 

衣類・美容費: $100(¥8,000)

洋服・コスメ

洋服やコスメは全く買わない月もあれば、コスメを使い切って買い足しのために奮発しなければいけない月もあります。そのため毎月$100という訳ではなく、奮発した月に$100近く使うこともあるといった感じです。コスメは1度購入したら使い切るまで時間がかかるため、少し値段が張っても質の良いものを購入するようにしています。しかし洋服はセール価格の物しか見ないようにしています(笑)

美容室

美容室は、ワーホリで滞在している9ヶ月間で1度だけ行きました。カットとカラーで$120(¥9,600)くらいでした。日本でよくある初回限定割引のような制度がオーストラリアでも同じようにあり、ネットで検索すると沢山出てきます。私もこの時にクーポンを利用してこの値段だったのですが、あまり満足のいかない仕上がりだったため、それ以降は市販の染め粉を購入して自分で好きな色に染めています。オーストラリアの染め粉は日本の製品よりも少し強いため、色の入り方も少し違って楽しいのでオススメです!!

 

交通費:$240(¥19,200)

家からバイト先までの移動や、遊びに行くときのシティーまでの移動は全てバスを利用しています。週に$60(¥4,800)ほど交通費がかかります。

 

交際費:$100(¥8,000)

デートは土日に海に行ったり無料開放の美術館に行ったり外食をしたりパブでビールを飲んだり、、とその週によってお金を使うか使わないかは差があります。$10(¥800)前後のランチを購入して、彼氏と公園や海で食べることはよくありますが、ちゃんとしたレストランはどうしても高つくのであまり行きません。

また私の周りのオーストラリア人と一緒にお酒を飲むと、飲み会というよりみんなでビールを飲むだけという感じで、日本の居酒屋のように食べつつ飲みつつというイメージとは少し違います。そのため飲み代の相場は日本よりも安く感じます。

 

教育費:$0

学校はワーホリ開始時に10週間のみ通って修了したため、教科書はもう購入していません。私の勉強法は、YouTubeで英語の文法を日本語で説明している動画を観てそれをノートに書き写したり、気になった単語の例文をノートにまとめるだけです。教育費はゼロです!オススメです!

 

医療費:$150(¥12,000)

オーストラリアにワーホリで来てから1度だけ、いつの間にか虫に刺されて腕がパンパンに腫れて痒くて痒くてどうしようもなくなったときがあり、そのときは病院に行きました。診察費が$100(¥8,000)で薬の処方が$50(¥4,000)前後でした。日本と比べるとかなり高額ですが、私は出国前に入っていた保険でカバーされて全額戻ってきたので問題ありません!

【その他】臨時出費について

今回の出費には含めませんでしたが、日々の生活費以外にもプラスアルファで出費がありました。

 

ビザ更新:$450(¥36,000)

ワーキングホリデービザの更新には$450必要です。高いですがオーストラリアに滞在するためにはこれを払うしかないです。

しかし学生ビザのことを調べていると、学生ビザを延長する場合はこれの倍以上で、$1,260(¥100,000)払う必要があるそうです。これに加えて入学費やその後の学費が必要になると考えると恐ろしいです、、

 

帰国時の航空機:$1,000(¥80,000)

私は2月に3週間ほど一時帰国しました。バイトの都合で前もって航空券を予約することができず、また、中国の正月と時期が丸かぶりということもあり航空券はかなり高額になってしまいました。

その中でも最安値を探してフィリピン航空を選んだのですが、大抵は10時間足らずのフライトのところ、マニラでのトランジット時間も合わせるとシドニー空港を出て羽田空港に着くまで18時間ほどかかりました。心身共にかなり疲れたので航空券は前もっての予約が絶対ですね(笑)

まとめ

今回は、リアルすぎる家計簿を元に記事を作成してみたのですがいかがでしたでしょうか?

オーストラリアだからといって高額なものは特に無いと思うのですが、やはり知らない土地で新しい暮らしを始めるのは簡単なことではないと思います。この記事が、オーストラリアでのワーホリ生活を考えている方の予習記事として役立てば嬉しいです!最後まで読んで頂きありがとうございました!

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この記事を書いたスタッフ

Sakura Hayashi

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林 咲楽

Sakura Hayashi

高校を卒業後に2年制の外国語専門学校に入学。入学当時はなぜ入学できたのか不思議がられるほど英語を話せなかったが2年間の英語漬け生活でなんとか日常会話程度まで上達!進路が定まらないまま卒業したが、ある日突然「ワーキングホリデーに行こう」と思い立ち、リゾートバイト経由で3ヶ月間働き本気で貯金して、ワーホリでオーストラリアに来ました!

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