【ケアンズ留学】入国から送迎まで
私が日本を経つ予定だった日は、3 月29日でしたが、この日の飛行機が、エンジントラブルによりまさかの欠航。夜の10時半頃に急に欠航のアナウンスが流れ啞然としたのをはっきり覚えています。このとんでもないハプニングによりいったん帰宅し、翌日30日に再度関空へ行く羽目になりました。携帯の設定やパッキングを含め29日にすべてを合わせていた私。この1日のずれは気持ちの面でかなりきました。留学への熱意とかやる気が割と冷めましたね…(笑)おまけに空港で友人に盛大に見送られ、Instagramに行ってきます投稿までしていたので恥をかいた気分でした…(笑)
スタート地点でいきなりハプニングに見舞われながらも、なんとか2 度目の正直で約7時間のフライトを終え、ケアンズ国際空港に到着。空港を出て早速湿度の高さに驚きました。なかなか感じることのないビニールハウスの中のような湿度…。ああ、これがジャングルのある熱帯気候か、ケアンズに着いたんだとすぐに実感しました。
オーストラリアは持ち込み物の検査が厳しいと有名ですがケアンズはそれほど厳しくないと思います。処方箋の薬とマヨネーズを入れていたので申告書にチェックをしましたが、口頭だけで特にスーツケースを開けさせられることはありませんでした。
送迎を申し込んでいたので到着口を出ると私の名前が書かれた紙を掲げている人がいて、ケアンズの滞在先のシェアハウスまで送っていただきました。
>メールで相談してみる
【ケアンズ留学】滞在先に到着!
この時もう一人私と一緒に送ってもらった日本人がいたのですが、たまたまケアンズの学校も滞在先も同じでした。シェアハウスに到着後一人だったらなかなか戸惑いそうなことも二人で助け合うことができ心強かったです。
語学学校は4月1日入学の予定で前日1日を丸々空けていろいろ生活用品などの買い物をしようと予定していましたが、上記の通り欠航で到着がずれたので明日から学校というスケジュールになってしまった私。なんとしても今日中に必要なものをそろえ、買い物する場所を知っておかないといけません。
少し話が遡りますが、留学前ちょうど「ケアンズにワーホリで行っている女性がいる」とグローバルダイブの担当の方に紹介していただきました。ドライヤーを譲っていただけることになり日本にいる頃から連絡を取っていました。空港に到着しLINEを開くとその女性からメッセージが入っており友達と遊びに行くけどどう?とのことでした。LCC(格安航空)のシートで一睡もできずそのままオール状態で早朝5時台に到着したため、正直相当疲れていましたが、生活への不安が大きかった私はとにかく助けてほしくて朝から遊ぶことに決めました…(笑)
9時半ごろその方とそのお友達2人が車で迎えに来てくれました。初対面ながらいきなり車でお出かけだったのでなかなか緊張したのを覚えています(笑)まずカフェでお茶をしながらお話し、そこからワニが間近で見られるパークに連れて行っていただきました。到着初日で南国の自然を味わえるとは思ってもおらず、とても新鮮で楽しい時間を過ごせました。
そこからパームコーブというケアンズで有名な観光スポットにも連れていっていただき、最後に買い物のためショッピングモールに寄っていただきました。初めて見る海外のスーパーの大きさに圧倒されながらも、先輩方が親切に何がどこにあるか、おすすめの物、支払いの仕方などを教えてくれて本当に助かりました。大量の荷物と共にシェアハウスまで送っていただき私の1日目は終わりました。
日本が恋しいなんて思う暇もなくいきなり充実した1日を過ごせたのは言うまでもなく、この3人の先輩方のおかげです。初めて親元を離れ、初めての留学。不安なことだらけだった私でしたがとても優しい方々のおかげでスムーズに海外生活をスタートさせることができました。
>メールで相談してみる
【ケアンズ留学】語学学校スタート!初日のスケジュール
さて!翌日はいよいよ学校です。私の通う学校はCCEB(Cairns College Of English & Business)です。ケアンズにある語学学校の中では中心部に位置していて便利で規模の大きな学校です。
初日のスケジュールはこちら。
毎週月曜日が入学日となっており、新入生は写真の通り8時に登校しなければいけません。登校するとまず部屋に案内されGrammar(文法)とWriting(書き)のテストを受けます。そのテスト中に2人ずつ順に呼び出され別室でインタビュー形式でListening(聞き取り)とSpeaking(話す)のテストを受けます。
その後、学校の基本的なことについて簡単なオリエンテーションが行われますが、当然英語なので正直何を言っているのかあまり分かりませんでした(笑)遅くても9時15分までには登校すること、やEnglish Only Policy(英語のみの方針)を破るとオレンジTシャツを着せられるよ、なんてことを言っていたと思います。ここは分からなくても支障はないです。
CCEBの通常の時間割は、1時間目が9:00~10:30で10:30~11:00の30分間休憩が入るのですが、新入生はこの休憩の終わりかけにそれぞれの英語レベルに応じてクラス分けされ、11:00からの2時間目から授業に参加します。12:30 から13:30 まで1時間のランチタイムが入りその後13:00~14:30 まで3時間目を受けて初日終了です!
初めての英語漬けの授業、とにかくヘトヘトになりました。
>メールで相談してみる
【ケアンズ留学】初日を終えての気持ち
海外生活の経験がなく、初めて留学する人であれば必ず初日の授業がハードに感じるはずです。ただでさえ英語が全く分からないことで疲れるのに、友達が作れるかどうかの不安ものしかかってきます。ランチタイムのぼっちを恐れていた私は、日本人が同時に複数入ることが予想されるElementary(基本)クラスに入れてほしいと思い、Speaking(話す)テストの時に自分のレベルはElementaryクラス(基本クラス)だ、とはっきり言いました。
…にもかかわらず1つ上のPre-intermediateクラス(中間クラス)に入れられ、嫌な予感通りそのクラスの新入生は自分一人でした。クラスに日本人は4人いましたが、たまたま空いていた席のグループには一人もおらず、その状況にまたひるみました。授業の形式や流れが分からない上、英語に慣れていないので先生が私のために説明してくれても全く理解できませんでした。
同じグループの南米出身の生徒も親切に教えてくれましたが、初めて聞く南米訛りの英語など聞き取れるはずもなく、本当に何も分からないまま初日を終えた気がします(笑)
そして恐怖のランチタイムです。果たして心配していたぼっちは回避できたのか???…できませんでした!(苦笑)
やはり同じクラスに同時に入った人が誰もいなかったのは、きつかったですね。その日は近くのショッピングモールで一人寂しくお昼をすまし、明日のランチどうしたもんかなあ…と考えていました。その夜留学でぼっち経験者のブログを読みながらいろいろ考えた結果、自分から行かなければはじまらないという結論に達し、翌日同じクラスの韓国人に「ぼっちはきつい!ランチ参加させて!」とダイレクトに訴え2日連続は回避しました(笑)
そんなこんなで初日はいろいろ大変です。もちろん人によるとは思います。自分から積極的に行くことが大事なのでそれが出来る人は苦労しません。新入生がクラスで自分一人であっても初日の時点でクラスメイトに名前を聞いたり、話しかける積極性と精神力があれば、ぼっちなんて一瞬で回避できるのです。
ただ私のように初めての環境にひるみまくりの人間は、何もできず初日を終えたという感じです。ぼっちももちろん辛いですが(笑)やはり英語が聞き取れず、先生の言っていることが理解できないことが一番しんどかったように思います。でも大丈夫です。慣れます。1週間あれば慣れます。あっという間ですよ!
>メールで相談してみる
【ケアンズ留学】まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は私の出国から語学学校初日までの話をしました。
入国初日はかなり恵まれていました。優しい先輩の方々のおかげでこの不器用な私がスムーズに海外生活をスタートさせることが出来たからです。しかし語学学校初日は、上記の通り全くスムーズではありませんでした。友達はできるのか、英語の授業なんて理解できるのか、初めての留学ならそのように不安に思う方は多いと思います。この私の超個人的な経験談から、少しでもそのような方の不安を軽くできればうれしいです!次回の記事では、語学学校のクラスレベルについてやCCEBの魅力について記事にできればと思います。
>メールで相談してみる
PR
この記事を書いたスタッフ
谷村 愛
Ai Tanimura
海外には特に興味無く外国語とは無縁の学生生活を送っていたが、大学2年の時に受けた仕事に関する講義がきっかけで英語の必要性を強く確信する。仕事の幅や視野を広げてくれる英語に興味を持ちはじめ、大学卒業後は就職ではなく留学することを決意。今月末、オーストラリア・ケアンズへ現在留学中。
MORE