レジュメを書いて応募しよう
レジュメって履歴書とは何が違う?
まず思うことは、レジュメは自己PRをできるポイントがとっても多いです。こんな所PRになる?と感じることであっても、レジュメを作成する際には重要になります。そして履歴書は形が決まっていますが、レジュメはA4の紙に好きなように作成することができます。作成にあたって、無料で使えるフォーマットもちろんネット上にありますが、書体、文字の大きさなど、自分で好きなように選んでも問題ないのです。また、履歴書の様に何時間もかけて丁寧に手書きする必要がないです。パソコンで簡単に修正できるので、変更点があっても全く問題ないですね!
書く内容
Objective【目的】
希望職種や希望の業界をまとめます。これは志望動機と受け取りがちですが志望動機のようにダラダラと書いてはいけません。どのような職種に就きたいのか、どのような職種のスキルがあるのか、レジュメを見た人にすぐ伝わるように簡潔にまとめる必要があります。
Summary of Qualifications【スキルや経験】
スキルや経験、業績をまとめます。このときに応募する職種と関連づけて、面接のときに突っ込まれても説明しやすいことを書くといいです。またここでは、読む人の興味を惹きつけられるようにレジュメの後半に書いたことの中でもアピールできそうな部分をつまんでまとめます。
Work Experience【実務経験】
今までの職歴を書きます。職歴が重視されるというよりも、それらの仕事を経てどのようなスキルが身についたかを重視されます。自分が担当していたポジションや役割を細かく書くと良いです。
Education【学歴】
今までの学歴を書きます。私は高校と専門学校卒までの学歴しかなかったので高校も書いておいたのですが、大学を卒業している場合は大学のことだけでも問題なさそうです。しかし日本の学校名をただ書いてもオーストラリア人には何のことかさっぱりなので、専攻していた科目を付け加える必要があります。
ノウハウ・苦労したこと
ネットで探せば山のように作成例が出てきますが、それでも自分がアピールしたいことを正しい英語に訳すのは難しい作業でした。そもそも作成例に使用されている英語は私にとって馴染みがないものばかりで、まず調べて理解しなければ自分のレジュメに取り入れることができなかったため気が遠くなりました・・・。
レジュメの印刷は、オフィスワークス(Officeworks)に行けば簡単にできます1枚$0.2くらいだった気がします。
注意点
レジュメについての記事をネットで見ていると、国籍・性別・生年月日などは記載する必要がない、と書いている人も多くいます。しかし私はレジュメを渡した人に、どのレジュメがどの人からか、渡した日から日数が経っても認知してもらえるように記載していました。ここは個人の判断になります。
面接(インタビュー)について
日本食レストランの面接
面接の場所、時間、面接者、雰囲気とは?
日本食レストランの面接は3つ行きました。3つとも面接場所は日本食レストランの客席テーブルでオーナーと1対1で行われました。面接時間はレストランの営業中で、お客さんが出入りして横のテーブルで食事をしていても、面接は続行されます。3つとも日本の飲食店での面接と変わらない雰囲気で、30分程度で終わりました。
どんなことを聞かれるのか
面接では、オーストラリアに来た理由、志望理由、英語力、日本でのアルバイト経験、週にどのくらい働けるのか、などを聞かれました。そして面接の最後に時給を言い渡されます。日本食レストランの時給は何度も書いているように、$12スタートの所が普通にあるため、私は時給を聞いた瞬間にいつも崩れ落ちそうになっていました笑
韓国人オーナーの日本食レストラン
面接の雰囲気は日本食レストランと同じでしたが、オーナーが韓国人のため面接は英語でした。質問内容も日本食レストランと変わらないものでした。
化粧品工場の面接
化粧品工場では、お客さんとの商談に使われている客室テーブルがある部屋で、工場の2人のボスと2対1での面接でした。当然英語での面接なのでとても緊張しましたがボス2人はニコニコ優しい女性だったのでなんとか話せたのを覚えています。
質問内容は日本でのアルバイト経験やオーストラリアで働きたい理由、週にどのくらいのペースで何時間働けるのか、という日本食レストランとほぼ同様のものでした。時給はここでも最後に言い渡されました。日本食レストランよりも高いことを祈っていたため、$25と言われた時はとにかく嬉しかったです。
しかし後日、不採用の連絡が来ました。理由として、会社で1週間の最低労働時間が決められているため、毎日の学校の授業を終えてからの勤務だと時間が足りないとのことでした。せっかくローカルの仕事に辿り着けたと思ったのに・・・と落ち込みましたが、10週間の語学学校を卒業してからいつでも働けるから雇ってほしいとボスに再度電話しました。するとオッケーが出て、働かせて貰えることになったのです。やっと収入が安定する!とこの時初めて安心できました。
採用~仕事開始までの準備と流れ
採用結果はメール
面接に行った後から採用までの連絡は全てメールでした。また冒頭でオンライン応募した所からは8件ほど連絡が来たと書きましたが、このほとんどが週に何回入れるか、何時から働けるか、などの質問は電話で聞かれました。そして学校に行っているから時間が限られることを伝えると、また連絡する、と言われそのまま連絡が来ませんでした・・・。
働きだすまでの所要日数は2~3日
働きだすまでは、日本食レストランであれば2~3日しかかからないと思います。またオーストラリアでは、働き出す前にトライアルといわれる体験期間が設けられます。3時間ほどだけの所もあれば1日分のシフト6時間~8時間トライアルとして働くこともあります。体験してみてから実際に働くか決められるのは、お店側にとっても働く側にとってもいいことだと思います。そしてこのトライアル期間も、トライアル金額にはなりますがお給料がちゃんと貰えます。
私は面接に行った日本食レストランから、もしこの時給とシフトなどの条件でよければ、トライアルの日程を調節するので連絡をくださいと言われていましたが、時給が低すぎて絶対に働きたくなかったためスタートと言われた日本食レストラン以外はトライアルさえも行きませんでした。時給の低さに怒りさえ芽生えていました笑
私が働くことに決めた日本食レストランが、時給が$16スタートだった所なのですが、このレストランはシティーから少し離れた場所にありました。それが時給の少し高い理由のようです。日本では都会のほうが時給の良いイメージがあったので、これには驚きました。
ここは通っていた学校があったシティーからは離れていたのですが、ホームステイ先からは徒歩2分というとてもいいロケーションであり、また、ホストマザーの友達の日本人の女性が勤務していたこともあり、そこから紹介してもらい働くことになりました。
レジュメを準備する
準備する物はまずレジュメです。シンプルだけど英語で作成となると嫌気がさすと思いますが、ひと項目ずつ簡単な英文でもいいので埋めていけば大丈夫です。一度作ってしまえば後はオンラインでもレジュメ配りでも同じ内容の物を使えるので気が楽になります。
まとめ
日本食レストランでよければ仕事探しには全く困りませんが、時給がある程度高い所や、英語のスキルアップを考えているのであれば仕事探しが難航することは間違いありません。長い道のりになると思いますが頑張りましょう!
記事にまとめてみると意外とあっさりとしていますが、日本食レストランと化粧品工場の仕事の掛け持ちに辿り着くまで、私なりに頑張りました。断られ続けて日本食レストランしか働き先がないかも・・・と不安になるかもしれませんが、まずは日本食レストランで働きながら他の職場を探して、最終的には掛け持ちするのも悪くないですよ!
今回は伝えたいことが山のようにあり、うまく記事にまとめられなかったような気がしますが・・・少しでもワーホリ中のみなさんの助けになればうれしいです!次回は、留学中の病気やけがに備えて確認することや病院の受診方法など、いざという時の対処法を紹介します!
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この記事を書いたスタッフ
林 咲楽
Sakura Hayashi
高校を卒業後に2年制の外国語専門学校に入学。入学当時はなぜ入学できたのか不思議がられるほど英語を話せなかったが2年間の英語漬け生活でなんとか日常会話程度まで上達!進路が定まらないまま卒業したが、ある日突然「ワーキングホリデーに行こう」と思い立ち、リゾートバイト経由で3ヶ月間働き本気で貯金して、ワーホリでオーストラリアに来ました!
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