カルガリーのメリット・デメリットまとめ
カルガリー留学・ワーホリのメリット
【MERIT.1】世界で住みやすい街ランキング1位
カルガリーは、カナダのアルバータ州というところに位置する街で、カナダでは第四の都市と言われています。世界で住みやすい街ランキングの1位にも何度か選ばれていますね。街の特徴としていえば、カルガリーは石油の開発により発展した地域であるため、オイル・ガス関係の仕事をする人が多いです。
【MERIT.2】夏も冬も大自然の中でアクティビティを楽しめる
世界遺産である「バンフ」や「ロッキー山脈」の観光へは車で1時間半程で行くことができます。また、夏はハイキングやロッククライミング、キャンプなど、大自然の中でのアクティビティーを楽しむ人が多いですね!冬はもちろん、スキーやスノボをするには最高の場所ですよ。「レイクルイーズ」や「サンシャイン」は、特におススメの絶景が眺められるスキー場です。1988年に開催されたカルガリーオリンピックの影響でCOP(Canada Olympic Park)があり、そこでウインタースポーツを楽しむこともできます。
内陸に位置しているので、海には面しておらず湖があります。丘が多く、地平線を見渡せる場所が多いです。そのため空も大きく広く感じるし、広大な土地だということが目で見てわかります。
【MERIT.3】英語をストイックに勉強したい人に人気
カルガリーは、いわゆるローカルの人が多い地域なので、英語をストイックに勉強したい留学生に人気の留学先です。私が現在住んでいるバンクーバーと比べると格段にアジア人も少ないので、アジア人や日本人への理解、文化の浸透もあまりなくウエスタンの文化に触れることが多いと言えます。
COPでスキー(kazueさん撮影)
カルガリーには丘が多く、地平線を見渡せる場所が多い(Kazueさん撮影)
スタンピードというカウボーイの祭り(Kazueさん撮影)
スタンピードというカウボーイの祭り(Kazueさん撮影)
カルガリー留学・ワーホリのデメリット
【DEMERIT.1】シティーで過ごしたい方には不向き
カルガリーは自然が多く、大自然で過ごすことが好きなアクティブな方にはお勧めですが、私のようにシティーで過ごすことが好きなタイプにはあまり向かない場所だと思います。と言ってもカルガリーに住んでいるからには、その場所ならではのことをしようとハイキングなどはちゃっかり楽しみました。(笑)
【DEMERIT.2】シティーとは違い利便性は低め
ダウンタウンはオフィス街であるため、夕方以降や週末はかなり閑散としていますし、お店も早い時間に閉まります。ショッピングや外食をするにも限られた場所にしかないので、友人を見つけて過ごすことや1人でも楽しめる何かがないと、留学中やワーホリ中にホームシックになりやすいし、退屈になりやすい環境だと思います。しかし逆に言えば、英語の勉強にストイックに取り組みたい留学生には最適な場所ともいえます。
カルガリーの気候
ロッキー山脈が見える冬の景色。湖が凍って遊んでいる人達(Kazueさん撮影)
冬(10月~4月頃)について
カルガリーの冬は長いです。10月頃から寒くなって4月頃まで寒いです。と言っても、気温差が激しい土地なので、寒さがずっと続く訳ではありません。例えば1月、2月頃はマイナス20度から30度になる日が数日あります。これは毎日続くわけではなく、マイナス15度の次の日はほぼ0度だということも。そしてプラス10度になる日だってあります。
ただ、カルガリーは湿気がなく、大変乾燥している地域のためマイナス15度からマイナス10度くらいだとそこまで寒いと感じません。日本の方に言うと「頭おかしいんじゃないか?」とよく言われますが、本当です。冬の間のカルガリーの0度は日本でいうプラス10度くらいの感覚だと思います。
雪も降ります。少し降って、積もって溶けての繰り返し(1週間おきに?)で凄い量が降り続けることもあまりないです。除雪も整備が整っていますが、運転するには辛かったです。電車やバスなどの交通機関はそんな雪の日でもどれだけ寒くてもちゃんと動いていますのでご安心ください。
夏(7月~9月)について
カルガリーのダウンタウン(Kazueさん撮影)
寒いイメージのカルガリーですが、もちろん夏は違います!夏は暑いです。日差しがきつく、実際の気温より暑く感じます。しかし湿気がないため汗はかかず気持ちがいいです。私がバンクーバーに引っ越す前の2017年の夏は9月でも30度越えの日が続いていました。7 月、8月は基本的に夏で暖かいし、暑い日も多いです。
カルガリーの物価情報
4th streetのレストラン(Kazueさん撮影)
【1】物価はシティー(バンクーバー)よりカルガリーの方が高い↑↑↑
カルガリーの物価は、スーパーなどの食品やレストランの値段が高いと感じます。バンクーバーに比べ高いです。アジア系のスーパーがあったり、日本食も手に入りますが、日本の3倍の値段はします。これはバンクーバーの方が安く、2倍くらいの値段で購入できます。どっちにしろ高いですけどね!笑。
【2】一方、家賃・税金はカルガリーの方が安い↓↓↓
しかし総合的な生活コストはカルガリーの方が安いです。家賃はルームシェアなら4万円くらいで大きな個室に住めます。9万円くらいで1人暮らしも可能ですね。1ベッドルームの部屋が借りられます。税金は5パーセントのみ、とカナダ国内では一番安いです。ちなみに、またバンクーバーと比べますが、バンクーバーのあるBC州は12パーセントです。
カルガリーの治安状況
ケンジントンのエリア(Kazueさん撮影)
治安は良く、親切な人が多い
世界で住みやすい都市にも選ばれるだけあって、治安は良いと思います。わざわざ治安の良くなさそうなストリートに出向いたり、夜中に誰もいないところを1人で歩いたりしない限り、とっても安全なところです。
人も優しく親切な人が多いです。日本では外で知らない人に気軽に話しかけたり、あいさつをしたりということはないですが、カナダの人はとてもフレンドリーに話しかけてくれたりします。道に迷うなど困ったことがあったとしても、誰か必ず助けてくれますよ♬
カルガリー市内と市内周辺の観光スポット
カルガリーのダウンタウン(Kazueさん撮影)
カルガリータワーにあるレストランへ行かれる方はタワーへの入場料が無料になります。1 時間に1回転するので360度カルガリーとロッキー山脈の景色を楽しむことができます。レストランでの食事はなかなか雰囲気が良さそうです!(実は私、7年半もカルガリーに住んでいたくせに1回も行ったことがありません。笑。なので友人の情報です。)
以下の情報は観光というより、私が現地に住んでいて気に入って実際によく行っていた場所をご紹介したいと思います。
カルガリー市内の観光スポット
【1】17th avenue、4th street
まず、17th avenue(通称セブンティーンス)。レストランやショッピングができるストリートで若者が多めの場所。4th street(通称フォース)もショッピングやレストランが揃っています。
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4th streetのレストラン(Kazueさん撮影)
【2】Kensington(ケンジントン)
こちらは古着屋さんやおしゃれなカフェ、レストランも多くよく出かけたエリアです。
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ケンジントンのエリア。カフェ(Kazueさん撮影)
【3】カルガリーの公園
Prince’s Island Park(プリンスアイランドパーク)はダウンタウンの都会な雰囲気の中にも自然が溢れる公園で散歩を楽しむ人や運動している人もたくさんいます。Stampede Park(スタンピードパーク)は周りにカジノがあったり、ホッケーやコンサート会場にもなるアリーナがあったり、毎年夏に開催される大きなお祭り、カルガリー・スタンピードの会場があったりもします。ここは観光地だと言えますね。
Nose Hill Park(ノーズヒルパーク)から眺めるカルガリーの景色は抜群で、夜景も綺麗な現地の人しか知らない隠れスポットですHeritage Park(ヘリテージパーク)は観光地として知られているかもしれませんが、現地の人もサイクリングなどを楽しみに行くような場所です。
その周辺にあるNorth Glenmore Park(ノースグレンモア)やSouth Glenmore Park(サウスグレンモア)も実は景色が抜群にきれいなところです。市民憩いの場って感じですね。
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ノーズヒルパーク(Kazueさん撮影)
カルガリー市内周辺の観光スポット
【1】Saskatoon Farm(サスカトゥーンファーム)
カルガリー市内からは少し南の方に抜けますが、Saskatoon Farm(サスカトゥーンファーム) という場所はぜひ夏に行ってみてほしいところの一つです。私はここでブルーベリーピッキングをしたことがあるんですが、それだけでなくたくさんの花や地元産の野菜や果物の販売、景色など色々な魅力が溢れる場所です。
カルガリー周辺の観光スポット
【1】Banff(バンフ)
カルガリーから車で西に1時間半ほどで世界遺産のBanff(バンフ)という街があります。コンパクトで可愛い雰囲気の街です。ロッキー山脈に囲まれハイウェイを走っているだけで絶景が楽しめますよ。
【2】ロッキー山脈
ロッキー山脈には圧巻の景色がみられるお勧めスポットがたくさんあり過ぎるためご紹介しきれないのですが、Moraine Lake(モレーンレイク)やLake Louise(レイクルイーズ)、Banffより手前にあるCanmore(キャンモア)というこれまた可愛い街なんですが、その街にある湖のQuarry Lake(クオリーレイク)やGrassi Lake(グラッシーレイク)は特に気に入っています。
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ロッキー山脈でハイキング(Kazueさん撮影)
クオリーレイク(Kazueさん撮影)
【3】Edmonton(エドモントン)
また、Edmonton(エドモントン)には車で北の方向に3時間程で行けます。
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ウエストエドモントンモール(Kazueさん撮影)
【4】Drumheller(ドラムヘラー)
東の方へ1時間半ほど走ると恐竜の化石で有名なDrumheller(ドラムヘラー)という場所があり、カルガリーやバンフなどその周辺の雰囲気とは全然違った景色がみられます。私が第一印象で思ったのは、‟ドラゴンボールの世界みたい”です。笑。
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ドラムヘラー(Kazueさん撮影)
カルガリーの交通情報
C-Train(Kazueさん撮影)
カルガリー市内はバスとC-Trainという電車で移動可能です。90分間乗り放題で1回$3.40です。電車もバスもどちらも90分以内であれば同じチケットを使いまわすことができます。ダウンタウン内の区間であればC-Trainは乗車無料なんですよ。
しかし日本のように線が多いわけでもなく、C-Trainは南北に走っている程度で駅から離れたところに住んでいる方であればバスの利用が必須になってきます。バスも土日は線が少なかったりまたは運行してなかったり、、住む場所を決める際には周辺の交通機関も調べておくといいかと思います。
カルガリーのグルメ情報
カルガリーのレストラン(Kazueさん撮影)
【1】お肉(アルバータビーフ)は絶品!
まず、有名なのはアルバータビーフ。とても美味しいです。赤身の肉が好きなカナダ人はこのお肉を上手にバーベキューのグリルで焼いてステーキとして食べますが、本当に美味しいです。そして牛肉が安く、鶏肉や豚肉などに比べ人気なようです。ラムが好きなカナディアンも多いですね。
【2】内陸地のため新鮮なシーフードは手に入りにくい
カルガリーは内陸地にあるため、シーフードなど新鮮な物は手に入りにくいです。野菜も、限られた種類しか、、、(日本に比べると、ですが。)カルガリーに限らず、カナダ全域で野菜に関しては言えることなのであまり文句は言えないです。笑。
【3】果物はベリー系が美味しい
ベリー系がたくさん採れるのでブルーベリー、ラズベリーなどは美味しいです。子ども達もみんな大好きです。
【4】食のレベルはカルガリーよりも、シティー(バンクーバー)の方が高い
ネガティブな点を上げるなら、全体的に食べ物のレベルは低いです。個人的な目線ですが。私はカルガリーに引っ越した当時、バンクーバー周辺の街からカルガリーに引っ越したので、バンクーバーでのクオリティーと同じくらいかと期待していたら、食べ物やレストランの違いに結構びっくりしました。食が大事な私にとっては結構ショックでした。(そんなことを言いながら7年半も住んでいたんですけどね。笑)
カルガリーのレストラン
カルガリーのレストラン(Kazueさん撮影)
【1】レストランは多国籍!
ウエスタン系のレストランやパブ、バーが多い印象です。他にはチャイニーズ、ベトナム料理、メキシカンやイタリアンのお店も多くどこにでもあります。続いて韓国料理、インド、タイなど。ローカルの人が多いカルガリーですが、移民の人もそれなりに住んでいるのでやはり色んな国のレストランがあります。そしてローカルの人が色んな国の料理を食べる様子をみて、カナダの食文化として多国籍だということが当たり前なんだと感じられますね。
【2】日本食レストランも充実!
日本食もみんな大好きです!以前は生の魚を食べる人なんてカナダにはいなかったそうですが、今ではサーモン、ツナのにぎりはカナディアンも好きな人が多いし、日本食レストランもたくさんありますよ♬ラーメン屋さんも何軒かあります!
【3】レストランのレベルもカルガリーよりも、シティー(バンクーバー)の方が高い
こちらでもデメリットを言うなら、カナダ国内でもカルガリーのレストランのレベルは、、、、、私はバンクーバーに来てとても幸せです、とお伝えしておきましょう。笑。
まとめ
ロッキー山脈でハイキング(Kazueさん撮影)
以上です!カルガリーの魅力を現地滞在歴の長い私の目線でお届けしましたが、いかがでしたでしょうか?
最後はネガティブな部分を強調して終わってしまった感じですが、熱弁したカルガリーとその周辺の観光地のことも忘れないでくださいね♡皆さんがカナダの留学を考える際に参考になれば幸いです。
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この記事を書いたスタッフ
Kazue
Kazue
みなさん、こんにちは!カナダでナニーとナニーエージェントをしているKazueです!2010年に貯金15万円+資格なし+英語力ほぼなしで渡航して今に至ります。カナダにて、ナニーとして働く中でこの仕事の需要の高さを感じ、日本人ナニーとカナダのファミリーをマッチングさせることを新たな目標に、起業。現在はナニーを続けながら、ナニーエージェント/留学サポーターとしても活動中。皆さま、今後ともKazueのブログをよろしくお願いします。
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