留学初心者によくある5つの失敗
初心者の方が留学に失敗する項目は大きく分けて5つ程あり、各項目を深堀しつつ紹介していきます。ちなみに、成功する留学の定義をどこに置くかにもよりますが、今回は「英語力が上がり、海外の友達も出来た楽しい留学」を成功の定義とさせていただきます。
【1】事前準備不足【英語学習】
最初に強くお伝えしたいのですが留学に行っている方の半数以上が事前準備不足に陥っています。
これは英語学習に対しての準備のことで、最低でも留学に行くまでには中学英文法はわかるところまで学習を進めていきましょう。留学先では英語で英語を習うので、授業で何を言っているかわからない状況に陥ると1歩も前に進むことが出来ません/(^o^)\
人生で1番若いのは”今”です!留学に行くと決めた今から毎日1時間以上、英語学習に励むことをおすすめします。
英語の事前学習方法に関しては下記の記事にまとめてありますのでぜひご覧ください。
>>留学前の英語勉強方 これだけやれば大丈夫!【学習方法・スケジュールを紹介】
【2】授業後、復習・自習をしない
実際に語学学校に通い、授業を受けるだけでは英語は伸びません。英語が出来ている方は必ず復習と自習をしています。
インプット・アウトプットのバランスは3:7がベストと言われています。授業で学ぶ倍以上の時間をアウトプットに充てることにより英語は飛躍的に伸びます。
「アウトプット大全」をサンクチュアリ出版に献本して頂いた。
“現実はアウトプットでしか変わらない”
“インとアウトの黄金比は3:7。教科書よりも問題集、ほとんどの人がインプット過多”
僕もブログというアウトプット先を決めて人生が変わった人間なので、凄く共感した。 https://t.co/CAwew08yJM pic.twitter.com/GvFr0iZbIX
— ミニマリストしぶ (@SIBU__) 2018年8月4日
【3】留学先の情報を自分で調べていない
全部を調べる必要はないと思いますが、留学は思ってもいなかったことがイレギュラーでおきたりもします。しかし、大半は自己解決できることがほとんどです。イレギュラーが起きる=学校スタッフに苦情を伝えるのではなく、まずは自分で解決できないかな?と一旦冷静に考えて調べてみましょう。もちろん自己解決できない例外もあると思います。
・バスが時間通りに来ない
・ホストファミリーの食事が合わない
など、自分の力で変えられないことがあればとりあえず相談しましょう。貯めこんでいても解決になりません。
【4】学校で英語を自分から話さない
“英語を話せないから”という理由で、誰にも話しかけない方がいらっしゃいますが外国人も人間です。優しくされたら嬉しいですし、挨拶されて嫌に思う方はいません。
いきなり話かけるハードルが高ければ学校で会ったら挨拶をする・何かしてもらったら”ありがとう”を伝えるなど、小さいことからでいいので話しかける努力をしていきましょう。
余談ですが、留学ではバッヂメイト(同じ日に入学する人たち)と真っ先に仲良くなることをおすすめします。思っている不安は大抵一緒でして皆不安を抱えつつ留学初日を迎えています。一緒のスタートラインを同じ日に切る仲間は貴重です。ぜひ、頑張って話しかけて見ましょう!
【5】生活のストレスを言えないまま学校生活を過ごす
僕が以前、語学学校で働いていた時、下記のような声がありました。
・今在籍しているクラスが難しい。クラス変更したいけれどスタッフに迷惑が掛かるからそのままでいいや。
・寮生活をしているけれど、ルームメイトと生活リズムが合わなく夜眠れない…。言ったら気まずくなるしそのままでいいや。
など、日本人は結構抱え込みがちではありますが、留学は一生に一度行くか行かないかの一大イベントです。迷わずにスタッフに相談しましょう。僕も語学学校での勤務経験がありますが、上記の要望を学生からもらい迷惑だと思ったことは1度もありませんし、むしろフィードバックを貰えてよかった…と思いました。
自分で考える→解決策が見つからない→即相談という流れがベストかなと思います。以上、留学初心者によくある5つの失敗をお届けしました<(_ _)>最後に簡単にまとめます。
【1】事前準備不足【英語学習】
→今からでも遅くありません。中学校で習った英文法から復習しましょう。
【2】授業後、復習・自習をしない
→インプット・アウトプットのバランスは3:7がベストです。授業の倍、自習をしましょう。
【3】留学先に関する情報を自分で調べていない
→留学先では常にイレギュラーなことがおきます。自己解決するマインドセットを持ちましょう。
【4】学校で英語を自分から話さない
→”こんにちは””ありがとう”からでも頑張って話しかけましょう。
声を掛けられて嫌に思う外国人に今まで出会ったことがありません。
【5】生活にストレスが溜まり言えないまま学校生活を過ごす
→真っ先に学校スタッフへ相談しましょう。貯めこんでいても解決しません。