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留学ワーホリ記事Article2019.06.19

オーストラリア ワーホリ【セカンドビザ取得】を目指すなら【ファクトリージョブ】がおすすめ!経験者が徹底解説!

Yosuke SatoYosuke Sato

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こんにちは!オーストラリアでワーキングホリデー中の留学アンバサダー佐藤です! オーストラリアへワーキングホリデーに来ている方の中には「セカンドビザ取得」をしたいと思っている方が多くいると思います。 多くの日本人の方が「セカンドビザ」取得の為、最初に就く仕事が「ファームジョブ」だと思います。 有名かつ、多くの日本人が働き、情報がたくさんあります。 ですが僕が始めた仕事は「ファームジョブ」ではなく、「ファクトリージョブ」。 今回は、なぜ僕が「ファームジョブ」ではなく、「ファクトリージョブ」を選んだのか? また、どんな職業で働けば「セカンドビザ」が取得できるのか、「ファクトリージョブ」はどうなのか?を徹底解説していきたいと思います。

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セカンドビザの取得方法

オーストラリアへワーキングホリデー中の方は一定条件を満たせば、「セカンドビザ」が申請することができ、もう一年オーストラリアへ滞在することが可能となります。

申請概要

  • 申請料:$450 (2019年現在)
  • 申請時点で31歳になっていないこと
  • 一度目のワーキングホリデービザ間に指定地域・指定職種で同一雇用主の元で3か月間または複数の雇用主の元で合計88日間以上働いた証明があること(雇用形態によっても変わってきます。フルタイムなのかカジュアルなのか)
  • オーストラリア国内からセカンドビザを申請した場合、ビザの受領時にもオーストラリア国内にいること。 逆に日本から申請した場合、受領時に日本にいること。

などの制限、提出書類(Form1263やPay Slipsという給料証明書)などがあります。 指定職種というのが、よく言われている「ファームジョブ」や今回僕が紹介する「ファクトリージョブ」のことなどを指します。 指定地域に関してはオーストラリア政府のHPにポストコードが載っているのでどこが対象地域かしっかりと確認しましょう!

あまりいないですが、行ってみたら対象地域じゃなかった!なんて人もいるみたいです^^;

【指定業種】

  • 農業や畜産業
  • 漁業や真珠養殖業
  • 植林や伐採
  • 鉱業
  • 建築業

【指定地域】

オーストラリアの移民局サイトに詳しく出ていますので確認が必要ですが、良く聞くような主要都市はほぼ除外されていると思っておけばいいかと思います。 (セカンドビザ申請除外地域)

  • シドニー
  • ニューカッスル
  • セントラルコースト
  • ウーロンゴン
  • キャンベラ
  • ブリスベン
  • ゴールドコースト
  • メルボルン
  • パース

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なぜファクトリーに興味を持ったか

そもそもなぜ僕が「ファクトリージョブ」に興味を持ったか? 僕もオーストラリアへ来る前までは「ファームジョブ」を考えていました。 それが定番であり、インターネットで調べて最も情報が出てくる。また日本人が多くいるという安心感が大きかったからです。

実際に僕の友達もほとんどの人がファームで働いていました。 しかしいざ働こうとインターネットやFacebookを使って調べてみると 「悪徳ファーム」「セカンドビザが申請できない」「いきなりクビになった」と悪い情報ばかりが出てきました。 僕の探し方が悪かったのかもしれません。

もちろんいいファームもたくさんあると思いますし、人によって合う、合わないもあると思います。 ですが正直僕は「どの情報を信じればいいのかわからない」と思いましたし、「ファーム経験がない自分にこれができるのか?」と不安になりました。

それに加えて、僕がオーストラリアへ渡ったのが2月中旬。 日本とは季節が真逆の為、オーストラリアは夏の終わりでした。 一か月間語学学校に通った後に働く予定だった為、その頃にはオーストラリアは3月中旬。 ファームの仕事が夏に比べ減り、探すのが難しいと思いました。 そこでほかにセカンドビザが取れる方法はないか探してみることにしました。

「セカンドビザ ファーム以外」で検索。

最初に目に留まったのは「construction -コンストラクション-」でした。「建設業」です。

建設業といっても比較的簡単な仕事が振り分けられるようです。 実はこの「construction -コンストラクション-」はとても時給がいいことで有名です。 雨の日は休みになったりすることもあるそうですが、日本人がほぼいない環境というのに惹かれました。オーストラリアの大きな街中では大抵どこか工事しています。 そして蛍光色の黄色やオレンジの服を着た人を多く見かけると思います。 その方たちが「construction -コンストラクション-」です!

*大きな街、「シドニー」や「ブリスベン」のようなところでの「建設業」は、セカンドビザ取得対象地域外です。

実際に働くためには「ホワイトカード」という資格が必要になりますが この「ホワイトカード」自体は簡単に取得できるようです^^ オンライン受講などもあるようですよ!しかし、問題が1つありました。それは“車がないこと”

僕が最初に住んでいたブリスベンでは「construction -コンストラクション-」でのセカンドビザが取得できない地域の為 ほかの都市に移動する必要があります。街から離れた駅もないところが工事現場なことが多いようです。 しかしそこへ移動するには車が必須。 僕は車を持っていなかったために「construction -コンストラクション-」の仕事は諦めました。 でも、僕はいつかはやってみたいなと思います。

次に目に留まったのが「ファクトリージョブ」です。 僕が現在働いているのは「ミートファクトリー」、食肉工場です!! 僕は正直、血があまり得意ではなく、ファクトリージョブ経験もなし。ここで働けるのか?と不安がありました。 しかし僕が働いているところは、割とメルボルンに近く、街も大きくはないが田舎すぎない、給料は時給制であり、 天候に左右されることもない、また車を持っていなくても大丈夫。 というところに好条件だったので、セカンドビザを取るまでの我慢!!と自分に言い聞かせ働くことにしました。

そうして、僕のファクトリー生活が始まります。

 

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ファクトリーの仕事の探し方

僕はインターネットで検索して見つけました。 日豪プレスなどにも多くの求人数が載っていると思います。 ファクトリージョブにもセカンドビザ対象外の職種もあるので注意が必要ですが、 僕が見たときは、ほぼ一か所の工場の求人でしたが、すごい数の投稿数でした(笑)

日本人の多くの方がインターネットを見た!と言っていましたが、 台湾や中国の方は友達の紹介などが多いなと感じました。 また、普通にシティージョブのアルバイトを探している方などは求人サイトがおすすめです。 「SEEK」や「Gumtree」、日本人には「日豪プレス」や「Jams TV」などのサイトがいくつもあります。

様々な条件や職種から検索をかけられるのできっといい仕事が見つかると思います。気になったらとりあえず連絡してみましょう。 ここでウジウジしていると「既に希望数埋まってしまった」なんてこともあります。 慣れない異国の地ですが、また一から探すよりも「ダメ元」で連絡しましょう! 受かったらラッキーくらいの気持ち、思い切りも必要です。

もし働きたいお店が近くにあるなら、少し通ってみるのもいいと思います。 顔を覚えてもらえますし、従業員や職場の雰囲気なども事前に把握することができます! あとはレジュメを配りまくるだけです!

しかし、中には最低賃金が下回っているお店や違法労働しているお店もあるので注意することも必要です。 ※レストランジョブなどはセカンドビザ申請対象外の職業です。

ミートファクトリーはワクチン接種が必須

ミートファクトリーで働くにあたって必ず接種しなければいけないのが「Q-FEVER」というワクチンです。 これを接種しないと工場で働くことはできません。 まず初めに血液検査とパッチテストを行い、その一週間後にワクチン接種という流れになります。

事前に個人で摂取することも可能で、事前に接種していればそれだけ早く働きだすことも可能です。 「シドニー」や「メルボルン」など大きな都市ではすこし高いようです。 メルボルンで接種した友達はだいたい$400(約32,000円)だと言っていました。

僕はファクトリーがある街に移動してから摂取しましたが、だいだい$300(約24,000円)くらいでした。

 

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ウェイティングについて

ファームジョブにもファクトリージョブにもウェイティングという仕事を貰えるまでの待ちの期間があります。 時期にもよりますが、僕が行った時が丁度シフト変更の時期でナイトシフトが無くなり仕事が減る時期だったようで結果的に一ヶ月間待ちました。

この間に多くの人は違う地域や仕事に移動していきました。 ウェイティング期間中は月曜から金曜までの5:30~8:00まで工場のウェイティングルームでただ待つ!という非常にきついものです。

いつ仕事がもらえるかもわからない、でも家賃や食費はどんどんかかりお金が減っていく。 なので、時期を見極めたり、お金に余裕を持たせるなど準備が必要です。 時間もお金も余裕のある人はじっくりと待つことをしてみてもいいかもしれません。

ファクトリーで実際に働いてみて

仕事内容、勤務の流れ

ポジションによりやることが様々です。 牛を細かい部位に切る仕事、スライサー、パッキング等々。僕がやっているのは箱詰めされた冷凍牛肉を番号別に仕分けする仕事です。比較的簡単な仕事ですが、箱1つ30kg近くあるので肉体的にきつい部分があります^^;

女性の方は仕事自体もらうのが男性に比べると難しいですが、もし仕事をもらえた場合、パッキング等の仕事に就くことが多いとおもいます。またポジションにより勤務時間シフトが異なります。

今回は僕の例を見ていきましょう。

勤務時間シフト

2:30 起床(朝食食べたり、昼食を作ったりしています)
4:00 始業
6:30 スモコ(30分)
10:00 スモコ(30分)
12:30 終業(毎日10~45分くらいオーバーワークしていると思います)
20:00 就寝

 

※スモコとは?
元々「タバコ休憩=Smoke」からきているようです。

30分の休憩があり、朝食を食べたり、コーヒー飲んだり、タバコ吸ったり、人それぞれ好きなように過ごしています。 当初、上司の「スモコ!!!!」の一言でみんな休憩に入り、 「本当にスモコって言うんだ !」と感動しました(笑) 実際に働いてみて、ファームジョブがきついと思っていましたがファクトリージョブもかなりきついなと感じています。

就業環境

時給

レベルによって違います。 Level1で大体$19くらいからのスタートだったと思います。 レベルが上がるにつれ責任も増えるので時給も上がっていきます!

いつどのタイミングで上がるかは正直スーパーバイザーといわれる上司の判断で頑張り次第だと思います!

働く仲間

圧倒的に台湾・中国人が多いです。 なので、僕のようにポジションによっては日本人が一人なんてこともあります。 なかにはあまり英語が話せない台湾・中国の方もいるので僕も「中国語はなせる?」と上司の方から確認されました(笑)

みんなまじめで優しいし、何より働き者だなと感じます! 英語で話しかけてくれますし、その部分ではあまり心配する必要はないかなと思います。 ただ僕が一番困っているのがオーストラリア人。 もちろんネイティブなのですごく話すスピードが速いし、こちらが理解できないとすごく怒ります(笑) 僕と一緒に働いている人だけだと思いますがすごく口が悪くて(笑)すごく怖いです;;

でもしっかり理解しようとする姿勢や頑張っていれば大丈夫だと思います。 僕はいつも「文句なんて言わせない、日本人の真面目さ思い知らせてやる」って心の中で思いながら働いています。 日本と働くスタイルが全然違うので、「ここで手を抜くの?」といった戸惑いを感じる機会もあります^^; それもまたオーストラリアらしいというかワーホリで経験できることの大切なところかなとも思います!!

必要な持ちもの

必要な持ち物は特にありませんが、肉体的にも精神的にもきついので、すこし体を鍛えておくとか、心構えが必要かなと思います。

工場勤務経験がある方は大丈夫だと思いますが、僕のように未経験の人は数週間で慣れますが、最初は本当にきつく感じると思います。僕は既に辞める時のことを考えてしまいます(笑)

メリット・デメリット

メリット

  • 天候に左右されない
  • 時給制
  • 屋内で仕事ができる(但し、すごく寒い)

デメリット

  • 肉体、精神的にきつい部分がある(屠殺場なので)
  • 女性の方は仕事をゲットしにくい
  • 朝が早い

僕の個人的感想ですが、“日本人”ってすごいブランド力だと思います。 日本人好きな方も多いですし、なにより真面目という印象が強いようです。 絶対ではないですが、日本人は比較的仕事が得やすいと言われています^^

 

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まとめ

いかがでしたでしょうか? セカンドビザを申請するのには「ファームジョブだけじゃない、いろいろな選択肢がある」ということがわかっていただければ幸いです。 どんな仕事もそれなりにつらいですが、セカンド申請の為なので頑張りましょう^^

もちろんファームジョブもオーストラリアワーホリの特徴だし、醍醐味だと思います。 どんな仕事も向き不向きがあると思うので、選択肢の一つとして「ファクトリージョブ」も考えてみてください。

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この記事を書いたスタッフ

Yosuke Sato

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佐藤 陽輔

Yosuke Sato

英語は全く話せなかったが、就職後にアメリカ人の友達ができたことがきっかけで海外、英語に興味を持つ。「一度きりの人生、後悔したくない」という想いで一歩踏み出し、26歳で仕事を辞め、リゾートバイトを経て、ZEROから留学を利用し Global Dive でフィリピンに留学中。今後はオーストラリア・ブリスベンへワーキングホリデーで渡豪予定。食べることと旅行が好き。たくさんの人に出会い、パワーをもらい、それをまた他の人に伝えたい。そんな気持ちを常に持ちつつ、海外生活をパワフルに楽しんでいる。

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